台湾の総統選(大統領選挙)で、優位に立っていた、国民党候補・馬英九氏に、
民進党候補の謝長廷候補の支持が広がりつつあるという。
又、馬英九は国民党での中央常務委員会で、国連加盟に向けての国名を、
‘中華民国’で行うことを決めたという。
対する民進党は、国連加盟での国名は、あくまで‘台湾’の名で主張している。
日本人の大半は‘台湾’の国名の方が親しみがある。
台湾のニュースから、芸能情報まで、
中華民国なんて国名で、伝えているところは一切無い。
芸能情報は、華流とも台流とも言われているのだし。
国民党が‘中華民国’にこだわる理由が、本当に分からない。
私から見れば、世界の七不思議だ(笑)
彼らは、そんなに中国に帰りたいのだろうか。
台湾と中国の区別が付かない日本人はいるけど、
中華民国なんて名前じゃ、余計に混乱する。
中華航空という名前が、いい例じゃないですか?
なにしろ、昨年まで私の妻は、
中華航空を‘中華人民共和国の航空会社’と思っていたのだから!!(笑)
台湾の多くの人が‘台湾人’という意識を持っているのに、
あくまで‘華人’にこだわる国民党の支持が高いのは、
私から見れば、本当に不思議に思う。
景気回復のためなら、何を捨てても良いということだろうか???